子どもに、音楽的な能力を身に付けさせたい!
でも、いきなりピアノを習わせる?
それともリトミック教室・・・?
いろいろな選択肢があると思いますが、
このコロナ禍、なかなか新しい習い事を始めるのも・・・
と、躊躇されている方も多いのではないかと思います。
習わせたいけど、下の子が小さくて、毎回連れて出るもの一苦労・・なんてこともあると思います。
兄弟がいれば、他の兄弟の予定にもいろいろと左右されますよね。
私は、小1の娘に、これまで「おうちピアノ」で楽しく演奏できるように教えています。
ピアノ教室には通わせずに、家で楽しくレッスンをしています。
娘が赤ちゃんの頃は、リトミック教室に通っていました。
でも、下の子が産まれたり、なんだかんだと毎週レッスンに通うのも大変になり、
そろそろピアノ教室を探そうかな・・なんて思っていた矢先のコロナ禍。
オンラインレッスンなんかも考えたのですが、まてまて!自分で教えてしまえばいいんじゃないか!というところに落ち着き、今に至ります。
もちろん、音大に進学させたい、とか、専門の道に・・というわけではなく、
楽しく、自分の自信になる程度に、演奏ができるようになれば、との思いで、
娘が2歳の頃から少しずつ、取り組んでいます!
でもそのせいか、今では自分で好きなタイミングで、進んで練習をするようになりました!
そうなると、どんどんうまくなるので、本人もやる気アップ!です!
でもここまで来るまでには、いろいろな教材を読み漁って、
これ!というものを使ってみても、あまり反応が良くなかったりしたものもあって、
(私の理解力、指導力が足りなかったせいもあると思いますが・・)
たくさん試行錯誤しました。
そして、年少の息子にそろそろ使えるかな?と思っても、人が違えば反応も違う!ということで、
あまり姉弟使い回しが効かなかったりもしていますので、
それぞれのお子さんに合うなあ~と思うものを取り入れてもらえたら、と思っています!
娘の音楽導入期に使った教材、ご紹介していきますね!
まず、幼児期の音楽教育で私が大事に思っていることは、
リトミックで体を動かしながら、音楽を体感すること。
幼児期の子どもたちって、吸収力、抜群です!
音楽的な能力も、この時期のおうち時間でどんどんつけていきたいですね!
今回は、リトミック編です!
ちなみに、こちらでご紹介する本は、楽譜が読めない、ピアノが全く弾けない、となると、指導するのが難しいです。
片手ですらすら弾くことができる、メロディに合わせて簡単なコードを弾くことができる、くらいのスキルがあると良いと思います!
よいこのリトミック①~③
中味は白黒で、カラフルなテキストではないですが、リトミックのアイデアがたくさん載っています。
レッスン1からレッスン12まであり、
「チューリップ」「きらきらぼし」をはじめ、みんなが知っている、知っていてほしい、耳なじみのある曲ばかりで構成されており、
一曲ごとにリトミックの活動例が載っています。
巻末にはリトミック用の譜例がたくさんついており、
例えば①のレッスン1だと、
”歩く” 楽譜
”手を打つ” 楽譜
”横にゆれる”楽譜
と、それぞれの動きに合わせた楽譜がついているので、
即興演奏が苦手でも、譜例を見ながら演奏することができます。
ピアノを弾きながらというのはどうしても・・・という方は、
「おたのしみリズムブック」の方にCDが入っており、CDの音楽に合わせてレッスンすることもできるみたいです!
「よいこのリトミック」は、「ごほうびゲーム」のページがあり、
簡単な迷路や、ものの大小など、知育取り組みも一緒に行うことができます。
たのしいリトミック&リズムあそび
0歳から6歳児まで、年齢別におなじみの曲でのリトミックが載っています。
ピアノの楽譜がとても弾きやすいアレンジになっているので、ピアノがバリバリに弾けなくても、気軽に取り組めるかと思います。
保育園・幼稚園での集団指導向けですが、家庭でも十分取り組める内容です。
1曲ごとに楽譜と、かわいいイラストで分かりやすい活動例がついています。
例えば2~3歳児向けの「きらきらぼし」では、
①ピアノ伴奏左手の四分音符で”歩く”
②二分音符で”ゆっくり歩く”
③八分音符で”走る”
④付点二分音符(三拍子)で”ゆれる・ダンス”
という活動例があります。
他にも、スカーフを使った活動や、ペアで行う活動など、バリエーションが豊富で、とても楽しいです!
親がお手本を見せたり声掛けをしたり、兄弟がいる場合は一緒に取り組んだりすることができます。
そして、やっぱり耳なじみの曲だと、親も取り組みやすいですしね!
乳幼児の発達とレッスン
最後にご紹介するのは、こちらの本です。
主にピアノやリトミックの先生向けに書かれています。
内容としては、乳幼児の発達について言葉で書かれているページも多く、
譜例もありますが、実際のレッスン風景の写真付きで、レッスンのカリキュラムについて書かれている部分が多いので、あまり家庭向けではないと思います(^_^;)
ただ、なるほど、と、子育てについて思うこともあったので、参考までに読んでみるのも面白い内容でした。
私はピアノを弾くのが好きなので、ここに載っている譜例を参考に、遊びに取り入れて、
ピアノの音で”電車ごっこ”や”動物のまねっこ”などをしていました。
今回はおうちでできるリトミックの教材について、おすすめの本をご紹介してみました。
また、実際に我が家で取り組んだ、幼児のピアノやソルフェージュ導入におすすめの教材もご紹介していきますね!
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