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咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)の予備知識

咽頭結膜熱はプールの水で感染することが多いため「プール熱」とも呼ばれる、夏に乳幼児に多い病気です。

原因ウィルスはアデノウィルス。39度から40度の高熱が突然出て、3日から一週間ほど続きます。

また高熱とともに目にも症状がでるのが特徴です。

目が充血する結膜炎、めやにや痒み、まぶしい、涙が止まらないという症状が出ることもあります。

高熱の後にはのどが真っ赤になり痛みがでることが多く、3日から5日ほど続きます。

時に下痢や嘔吐を伴うこともあります。

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自宅でできるケア

のどが痛いため食欲不振になり、十分な食事ができなくなります。

そのため脱水症状になりがちなので、水分の補給はこまめに行ってください。

刺激の少ないもの、柔らかいもの(プリン・ヨーグルト・ゼリーなど)で水分と栄養をとるようにしてください。

夕オルや洗面器は家族と別のものに、目のケアの後は必ず手洗いをします。

熱が続く間は安静を心がけます。

病院での治療法

アデノウイルスに抗生物質は効かないため、熱が下がるのを待つだけです。

目の症状には適切な点眼薬を、のどの痛みにはそれに対処する薬が処方されます。

結膜炎がひどい場合は眼科の受診が必要になります。

熱が下がったあとも体内にウィルスはいるので、症状がおさまっても2日間は登校は許されません。(学校保健法では、第二種伝染病に位置づけられているため)

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