あなたの赤ちゃんのお肌のトラブルは、カサカサ?ボツボツ?それともジクジク?
赤ちゃんのお肌はやわらかくっていつもツヤツヤかと思いきや、いろんなお肌のトラブルで悩まされます。
清潔なベッドに清潔な衣服、入浴だって毎日していても、お肌のトラブルがおこります。
それはいったいなぜでしょう?
大人ならなんともないような刺激でも、生まれて間もない赤ちゃんにとっては大きな刺激になってしまうのです。
肌に出たトラブルは、そこだけのものでなく全身性の病気のひとつの症状といこともありえます。
発疹が出たときは、発疹だけでなく全身の症状をよく観察して、トラブルを早く解決してあげましょう。
どうして赤ちゃんのお肌にはトラブルが多いの?
皮膚は外界のものから体を守るバリア機能を持っています。
しかしながら赤ちゃんの皮膚は、大人にくらべてとても薄く、皮脂の分泌量も少ないので、バリア機能が未熟なのです。
大人ならなんでもないような、汗、小さな汚れなどでも、刺激となって肌が赤くなったりカサカサしたりの肌のトラブルとして表れてしまうのです。
ママが気をつけることは?
発疹が出ていたら、どこに出ているか、どんな形か、色はどうかなどをよく確認します。
また痒みはあるかどうか、いつから出ているか、増えているかどうか、そんなことも観察します。
発疹の状態だけで病気がわかることもありますが、全身性の病気が背後にある場合もあり、診断や治療法が変わってきます。
発疹以外にも発熱しているか、その他全身の様子に変わったところがないかを詳しく観察しておきましょう。
特徴的な発疹であれば、診断がつきやすいこともありますが、ひどくかゆがっているようなら、早めに受診をした方がよいです。
おウチでできる肌のトラブルのときのケアとそのポイント
赤ちゃんの様子を見て、少しでも肌のトラブルを解決してあげたいですね、すぐにできるおウチケアを紹介します。
かゆがるとき
かゆいと不機嫌になったり、かきむしるようなしぐさをして爪のあとがついたりします。
少しでも痒みを和らげるには、冷たいタオルで患部を冷やしてやります。
体が温かくなるとかゆみが増すので、服を着せすぎないようにし、室温も高くならないように気をつけます。
お風呂のお湯はぬるめにして、かゆみが増幅しないようにしてあげましょう。
爪をこまめに切る
かゆいと赤ちゃんは皮膚をひっかきます。
いくら柔らかい爪でも、力の加減がわからないままひっかくので傷ができやすいです。
患部にひっかき傷ができると、よけいに炎症が悪化してしまいます。
ひどくしないためにも、赤ちゃんの爪はいつも短く滑らかに整えておきましょう。
深爪しないよう、少し白い部分が残るくらいにまめに切りととのえます。
食べ物に注意
口の中に湿疹がある場合は、刺激のある食べ物はやめましょう。
熱いもの、塩分や酸味の強いものはしみてしまいます。
いったんしみて痛みを感じると、嫌がって食べなくなったり、不機嫌が続いたりでお母さんにもストレスです。
離乳食は薄味でのどごしのいいものを選んで与えてあげましょう。
お風呂で清潔に
湿疹があっても、お肌を清潔に保つのはとても大切です。
一日一回はお風呂に入れてあげましょう。
刺激の少ない赤ちゃん用石鹸を使って、手で優しく洗ってあげるようにしましょう。
月齢の低い赤ちゃんは、首が特に洗いにくいですが、汚れの残りやすいところは肌トラブルを招きやすいので、隅々まできれいに洗ってあげましょう。
受診すべきときはこんな時
発疹がでているだけで、赤ちゃんが元気で食欲もあり、他の症状がないようであれば、急いで受診する必要はありません。
発疹以外に高熱が出ている場合は受診を、鼻水や鼻づまりがひどいときも受診しましょう。
すぐに受診すべきとき
発疹にもいろいろありますが、こんな症状であればすぐに受診が必要です。
- 全身にじんましん(水ぶくれのようなふくらみが大きく広がっている)が出ていてかゆくて眠れないとき
- 高熱が出てぐったりしているとき
- 食欲がなく水分がとれていないとき
お肌のトラブル!おウチでのケア方法まとめ
カサカサ、ボツボツ、ジクジクなどのお肌のトラブルを赤ちゃんの肌はおこしやすいです。
それは皮膚のバリア機能がまだ未熟だからで、ちょっとしたことも刺激になってしまうのです。
発疹が出ていたら、どこに出ているか、どんな形か、色はどうかなどをよく確認します。
冷たいタオルで患部を冷やすと痒みがやわらぎます。
つめをこまめに切って、湿疹を悪化させないようにします。
離乳食は薄味でのどごしのいいものを選び、清潔を保つためお風呂は一日一回。
発疹が出ているだけで他に症状がなければ、そのまま様子をみますが、かゆくて眠れない、高熱がでてぐったりしているときはすぐに受診します。
また食欲がなく水分がとれていないときも、すぐに受診してください。
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